震霆の鼓霊(しんていのこだま)

中学校からのコミッションでアンサンブルコンテスト用に一曲で来ました。といっても昔に書いた木片による四重奏の「森閑の木霊」の完全リメイク版です。

昨今の環境保護への関心度の高さから小生も御多分に洩れず、自分の曲をリサイクル(リメイク)いたしました。

もと曲は木片(クラベスや木鉦など)で演奏したものをひとつのティンパニを一人の奏者に演奏してもらい、合計四人で演奏する(計4台のティンパニ)曲に仕立て上げました。

「森閑の木霊」のときにはタイトルに「木」がふんだんに使われましたが、今回は「雨」を出来るだけ多く使い、曲の中心となるEcho(こだま)の要素を表現する「鼓霊」を当て字として使い、皮物(ティンパニ)が演奏することも示唆します。また演奏のイメージが「森閑の木霊」のようにひっそりとは楽器が大きいのでいかないでしょうし、某高木ブ〜のように雷神をイメージして雷を意味する「震霆(しんてい)」という言葉を当ててみました。

あまり細かいことは書かずにペダリングや音変えは練習をしなががら考えることとしました。

それにしても練習が楽しみです。

震霆の鼓霊(しんていのこだま)

Drumming Echo in Thundercloud