ヘキサゴン・オリジナルズ
本日の二枚目。とても面白い編成です。
2Trp + Hrn + Tbn + Euph + Tuba
そう金管6重奏です。通常ではユーフォニアムが入らない金管5重奏が比較的スタンダードな編成です。この編成でもよいのですが、ユーフォニアムが入ることによってとてもサウンドが安定しますし、技術的にも面白いことができます。
以前から自分が書く金管5重奏ではトロンボーンではなくユーフォニアムを比較的多く使ってきました。理由はユーフォニアムの方が機能的で中音域での難しい旋律が吹けるというメリットがありますし、直管だけでは得られないサウンドのマイルド感が増すような気がするのでホルンと並んでやわらかでメロディっくな演奏が望めます。僕も機会あらば今度この編成で書いてみたいです。
「オリジナル」と冠しているくらいでこの新しい編成に向けて日本の作曲家がいろいろ書いています。とてもよく鳴る編成でもあると思うのですが書く人によってこれだけ鳴るか、鳴らないかが分かれるとは思いませんでした。ただ日本的な雰囲気の曲を書くのはとても難しいようです(あくまでも私感)。
それにしても録音に間に合わなかった作曲家XXって誰でしょう。気になります。
★★★☆☆