はやひ研究所

haya"hi" Music Lab

怪談 新曲誕生③

苦しい練習が続いています。今回奏者としていちばん苦労したのはたぶん野球部3年生の二人でしょう。ただでさえ難易度の高い打楽器パートを持った僕の曲をあーだこーだって言われながら練習するのですから・・・。曲の前半部分の断片的で殺伐とした部分はその日本的な「間」に苦労しながらも、若いだけあって後半部分の激しい部分は本領発揮といったところでしょうか。まあ他残りの3名の打楽器奏者もなかなか貢献して複雑な打楽器アンサンブルをよくこなしていま。3年間を通じて僕の曲をアンコンも含めて演奏してきた「某次男坊」はこの夏は集大成ということで、泣き虫のお母さんと一緒に大きく成長いたしました。

さて打楽器パートだけでなく、フルートにも難しいソロが・・・僕の下手糞なフルートをお手本(?)で雰囲気作りに没頭です。ここ数年で少しずつですが金管パートのみんなも成長して(K先生のおかげでしょうか)、激しい部分では全快!・・・といきたいのですがなにせ若干6名で前日の練習では後半にはもうバテバテです。でもこれを繰り返すことでどんどんと体力向上していくはずです。さらに木管パートにいたっては曲の持つ複雑な和音とテクスチャーをよく理解して演奏してくれています。なんだかみんなこんなに成長して・・・とうれしくなってきてしまいます。

でも、もっとうれしいのは練習の合間に親御さんからの差し入れの「アイス」や「西瓜」・・・なんて恵まれた環境なのでしょうか。ぼくはこの一体感が大好きです。

では最終回にむけて続く・・・・。